70年代ディスコの仕掛け人として知られるプロデューサーのジョルジオ・モロダーはゲームソフト『トロン』のサウンドトラック用にスクリレックスとのコラボレーションを探っていることを明らかにしている。
自身のソロ・プロジェクト『74 Is the New 24』を春にリリースすると明らかにしているジョルジオだが、音楽サイトのクラッシュとの取材でディズニーから『トロン』のゲームソフト用の音楽の依頼を受けたと語っている。
「今のところ5つくらいテーマ曲が揃っていて、どちらもエレクトロニックなものなんだけど、スクリレックスにそのうちのどれかをリミックスするか作り直すか、興味あるかどうかってところなんだ」
また、ジョルジオはこれまで1980年の『アメリカン・ジゴロ』、82年の『スカーフェイス』、83年の『フラッシュダンス』などの大ヒット映画のサウンドトラックをこれまで手がけてきているが、ここにきてまた大作映画のサントラの依頼を受けていることも明らかにしている。
「どの作品かはまだ言えないんだけど、予算1億5千万ドル(約180億円)っていうほどじゃないにしても、相当に大予算の大作なんだよ」
ジョルジオは先月レディー・ガガの新作用にスタジオに入る予定になっていることを次のようにも明かしていた。
「1週間前に一緒にスタジオに入るはずだったんだけど、ぼくの方が風邪を引いてしまったんだ。また(ニューヨークに)戻ったら会うことになってるんだ。5、6曲貰ってるんだけど、まだ基本的なアイディアっていうもんだね。ドラム、キーボード、ベースっていうね。きっとぼくも驚かされるようなことになると思うんだ。レディー・ガガがどういうふうにレコーディングをするのかまったく知らないからね。彼女がピアノを弾くのか? それともぼくなのか?」
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