10月6日のポルトガル公演からヨーロッパ・ツアーを開始しているモリッシーだが、自らの健康問題についてがんに罹っている可能性があるとほのめかしている。スペインのエル・ムンド紙との取材に応えたモリッシーはがんの疑いについて次のように明らかにしている。「(医者は)がん性の体組織を4度検知したというんだけど、もうどうでもいいことだよ。死ぬのなら死ぬだけの話。死なないのなら死なない。今のぼくは気分はいいから。でも、最近のぼくの写真ではあまり健康そうに見えないものもあるのは自分でもわかっているし、それは病気のせいでどうしようもないことだから。そういう心配をしている暇もないし。死んだらゆっくり休ませてもらうよ」モリッシーは昨年のアメリカ・ツアーから体調不良で中止に追い込まれることが頻発していて、アメリカ・ツアーの際には震盪と潰瘍性出血、逆流性食道炎という診断を受けることになった。この時モリッシーは次のように復帰にかける意気込みをファン・サイトのトゥルー・トゥ・ユーで語っていた。「ツアーはラスヴェガスのチェルシー・ボールルームから必ず再開させる決意でいっぱいだよ。どんな人であれ、お客さんさえ来てくれたら、それだけでぼくは笑みを浮かべながらそのまま死んでしまうかもしれない。でも、もし、その場にぼくがいなかったら、その後もぼくは二度とどこにも現れないことになるだろうね」また、今年の初夏のアメリカ・ツアー中の急病についてモリッシーは次のように振り返っている。「一番酷かったのは6月のボストンで、高熱にうなされて病院に担ぎ込まれたんだよ。6時間も錯乱状態が続いて、戯言を休みなく喋り続け、もう自分でも止められなかったんだ。これまで生きてきてあんなに怖かったことはなかった。でも、それからはもちろん、公演を中止にしたことについて嫌味をたくさん言われるわけだよ……もう最近じゃ入院ばっかりしているから、退院することにぼくは意味を見出せなくなってきているんだ」なお、最新作『ワールド・ピース・イズ・ナン・オブ・ユア・ビジネス』のリリース後のプロモーションについてレーベルのハーヴェストとも対立を続けているモリッシーだが、6日のポルトガル公演ではバンド・メンバーが「ファック・ハーヴェスト」とプリントされたTシャツを着込んでいたとか。モリッシーは9日からはスペイン公演と12月まで15か国をめぐる精力的なツアーを敢行する予定になっている。ポルトガル公演のライヴ写真はこちらから。
http://www.morrissey-solo.com/content/2122-Lisbon-Coliseum-%28Oct-6-2014%29-post-show

