中盤は“For divers area”、“La bamba”、“AMBITIOUS”と、熱烈なるラテン・ミクスチャーを集中砲火。BLITZは「♪オーエーオーエーオー!」の大合唱やハンド・クラップに沸き返り、このうえない一体感に包まれる。「初めて観る人も、何度も観てる人も、ミクスチャー・ロックは好きですかー!?」と、終盤は“Fantasista”で再び目もくらむようなレッド・ゾーンへ! 「ミクスチャー・ロックが好きなヤツ、ここまで飛んでこい!!」と叫べば怒濤の勢いでクラウド・サーフが発生。Kjとダイバーはお互いを讃え合うようにコブシを交わし、ラストの“運命共同体”ではBLITZをピースかつ心を熱くしてやまないヴァイブスで包んでみせた。後輩に借りを返す、どころか、熱狂という利子をこれでもかと上乗せしてステージを後にしたDAだった。
「新宿からやってきたOKAMOTO’Sです! 今日という日が来て、ホントに嬉しいです、ありがとう! 夢のようだぜ、Dragon Ashと同じステージなんてサ!」と、MCでも興奮を押さえきれないショウ。「小学生の時に放送委員やってて、給食の時間にDragon Ash流してたんだゼ(笑)。ハタチになったらこんなステージが用意されてたなんて、思ってもみなかったぜオーイェー!」と続け、「俺以外の3人にも少ししゃべってもらおうか!」と、主催イベントならではの展開も――。「OKAMOTO’S のMCは何も決めてこないので、当たりハズレが大変激しいっていう」(ハマ)、「良くても大して面白くないから」(コウキ)、「そう!」(ハマ)と無軌道なやり取りを繰り広げ、「タオルまわせー!」とレイジが叫ぶも、あまりに唐突すぎてほとんどオーディエンスが無反応という残念な結果に……(苦笑)。「せっかくだからニュー•ナンバーを聴いてほしいんだよ! 聴いてくれるかい!?」(ショウ)と届けられた“アイのテーマ”では、「♪アイーアイーアイー!」というキャッチーなサビメロでさっそくシンガロング勃発! 「岡本太郎の生誕100周年にあわせて生み出した」(ショウ)という新曲“欲望を叫べ!!!!”も好感触。フロアはすっかり一面の笑顔だ。そう、彼らOKAMOTO’S のロックンロールは、何よりも「楽しい!」という感情をいちばんに掻き立てる。なにかに対する怒りや嫌悪感からではなく、ロックや世界に対する純粋な“好奇心”(のようなもの)から発露するからこそ、こんなにも爽快で、屈託がなく、みんなを無条件に楽しませてしまうのだろう。
本編を駆け抜け、鳴り止まない拍手に応えて再登場したショウ。「ただのアンコールじゃないぜ! DJ BOTS 、ドラム•櫻井 誠、そしてKenKen!」とスペシャル・ゲストを呼び込み(「同じステージいるぜオーイェー!」と大喜びのショウ!笑)、7人でレッチリの“Give It Away”を盛大にカヴァー! 途中からATSUSHIも飛び入りしてダイナミックなダンスを繰り広げ、テンション上がり切っちゃったKenKenはスボン脱いでパンツ姿に!(最後にはぺろっとケツ出し!) 「とんでもない夜だぜオーイェー!!」(ショウ)と、もう興奮は最高潮だが「まだあるんだぜオーイェー!!」と、今度はKjとHIROKIを招聘し(共にOKAMOTO’S Tシャツ着用!)、The Whoの“The Kids Are Alright”を放射! お祭り状態のセッションを前にフロアもシェケナベイベー(shake it up baby)となり、記念すべきバンド初企画イベントは大団円となったのだった。第2弾、第3弾はもちろん、9月10日からの『OKAMOTO’S Tour 2011 "KICK OUT THE EYES"』も楽しみ!(奥村明裕)
セットリスト
01.ブギー中毒
02.笑って笑って
03.Baby Don’t Stop
04.Beek
05.Walk This Way
06.アイのテーマ
07.Hello I Love You
08.Telephone Telephone
09.欲望を叫べ!!!!
10.マダラ
11.Run Run Run
アンコール
12.Give It Away
13.The Kids Are Alright