マッシュ

こういう形でいいバンドが集まって、それがツアーになってるってこと自体がまず楽しいイベントやと思います。頭から来て、我々の組んだオールスターバンドまで、ライヴハウスに入ってから出るまで、何なら家に帰るまで絶対に楽しい気持ちでいられるイベントだろうなあっていうふうには思いますね。

マッシュ

そうですね。とくに僕らKidori Kidoriは、この3バンドでひと組だけMASH A＆Rさんとは何の関係もないんですけど、「俺が一番マッシュだ」ってことを証明したい。

全員

うはははは！

山中

言いたかったんやろ、ずっと(笑)。

マッシュ

存在を知った時からですね、「MASH A＆R」っていう。その名前を見た時に、「何やねん！　これ」って。「そろそろ潰し始めないかんな」と思ってたところでこういうのが。「最高のリングや」と。「言うなら今しかない！」と思って(笑)。

山中

憎いわー(笑)。

ミハラ

僕は、5公演あるからそれぞれの土地でのKidori Kidoriや、THE ORAL CIGARETTESが見れるのが個人的にめっちゃ楽しみです。初めの1公演目では見れんかった部分が5公演目になってわかったりするってこともあるんやろから、そういうのも含めて、ツアーの魅力なんかなと思います。

山中

僕たち、去年も「HighApps TOURS」に参加させてもらったんですよ。その時はアベンズ（avengers in sci-fi）先輩とKANA-BOON、The Flickersで。それまでよりさらに仲良くなったんですよ。ツアー回ってる道中、一緒にみんなで移動するのとか、ライヴが終わってから「また明日ね」とか言うのもめっちゃ楽しくて。より深くなって、お互いのことより知れるっていうのも楽しみ。で、その土地の美味いもん食いたいですね。

山中

間違いないすね。「マッシュや、マッシュや」言うてましたけど、オーラルが一番「HighApps」出てるんで。だから絶対負けたくないですよね。僕ら（THE ORAL CIGARETTESとフレデリック）はMASH A&Rなんで、ふたつで潰しにかかります(笑)。

マッシュ

俺はおまえらの後輩まで潰しにいくからな！

ミハラ

セッション、大丈夫かな、これ(笑)。

全員

ふははははは。

マッシュ

出てます。俺のほうが古株だよ。

山中

いやいやいや、回数や(笑)。

マッシュ

Sawagiは、僕らのファーストアルバムのレコ発にも出てもらってたりとかして。真面目に先輩って感じで。だからすごい楽しみですね。

ミハラ

ウチは両バンドとも初めてですね。

山中

僕らも初めて。でもSawagiさんは、昔僕たちの登場テーマ曲で使ってたんで、決まったときは喜びました。

マッシュ

シーハーズも１回やったなあ。その時は向こうが移動とかで忙しくてあんま話せなかったけど、音楽がオシャレな感じですごいよかったんで楽しみですね。

山中

ほんとに寂しくなるんですよ、途中で変わるのは。でも、西と東で違ういい刺激をもらえるなって去年すごく思ったんで、今年も楽しみですね。

マッシュ

自分がどういうバンドをやっててとか、「僕がマッシュだから」とかそういうのは一旦置いといて(笑)、ほんとに来てくれる人には楽しんで帰ってもらいたいですね。いろいろ楽しい要素が詰まってるから、とにかく楽しませます。

山中

たとえば、この5公演のうちのひとつだけ来るっていう人がほとんどじゃないですか。ツアーなんで。その1日ももちろん楽しくしたいけど、「『HighApps TOURS』やってますよ」っていうのをネットとかでも更新していくと思うし、「HighApps TOURS」っていうもの自体を総括してみんなに楽しく伝えれたらなってすごい思います。「『HighApps』をみんなに知ってもらいたい」って思いが強いです。

山中

対バン同士で「仲間」っていう意識がお客さんにもすごい伝わってるやろうけど、でも「バチバチしてるよね」「戦ってるよね」っていう、各々が自分たちが一番いい演奏をしようとしてるのもしっかり伝わるイベントやなって毎回思うんで。だからその「負けないぞ」感を前面に出してるバンドを見て欲しいですね。

ミハラ

ちょっと拓ちゃんと似てるんですけど、「フレデリック楽しかったな」っていう感想より、総体として「『HighApps』がすごい楽しかったな」って思ってもらいたいですね。ゲストバンドが入ってきて、初めて1日ができ上がるっていうのもあるんで、「この日にちにここでやる」っていうのは最初で最後のイベントで。その1日を作り上げる楽しみみたいなのもしっかり味わって欲しいなって。仙台は仙台の、福岡は福岡の楽しみがあるんで、体感したうえで自分のなかに取り入れて帰って欲しいなって思いますね。