デジタルシングル“透明造花”や“架空船”にも兆候が見られていたとおり、コロナ禍はおいしくるメロンパンの爆発的な創造性を引き出してしまった。なんでもかんでもコロナのせいにするのはよくないので別の見方を…
2021年も英国のロック・シーンは話題が尽きそうにない。牽引した先発組が勝負の2作目を世に問い、それに続くフレッシュな若手のデビュー作が控えている。後者の代表がブラック・カントリー・ニュー・ロードやスク…
間違いなく意図的にアヴリル・ラヴィーンのデビュー作『レット・ゴー』を参照したであろうジャケットに、まず目を奪われる。そして再生してみれば、サウンド面においても2000年代初めより隆盛したアヴリルを筆頭…
連続ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』の主題歌として生まれ、本ドラマに出演する[Alexandros]の川上洋平が作曲、脚本を手掛ける北川悦吏子が作詞を手掛けた“空と青”。 母が娘に抱く無償の愛、いつかは離…
バイセップは北アイルランド出身のダンス・ミュージックのデュオ。2017年にリリースした1stアルバムが英ナショナル・チャートのトップ20にランクされるヒットとなった。本作はそれ以来の2作目だ。 彼らはデビュ…
2年前に「これっぽっちもグレイトじゃないブリテン」なる挑発的な題のデビュー作でUK平民層ヤングの心象風景を腑分けし、世代の代弁者として注目を集めた英ラッパー。ライムのスキルだけではなく愚者/道化師的な…
いまだに!もっとも過小評価されているのがザ・ホワイト・ストライプスだ。99年の衝撃的なデビュー、そして11年の解散から、もう10年が経過した。その後のジャック・ホワイトはザ・ラカンターズ、ザ・デッド・ウ…
源平時代最強の武将と称されるという源為朝(みなもとのためとも)をアピールしたいとしたゆかりの町・佐賀県上峰からのオファーを快諾し、リリースにツアーと獅子奮迅の働きを見せた2019年を経たユニコーンが、20…
秋山黄色自身、連載開始当初から愛読していたというマンガ『約束のネバーランド』原作のアニメのシーズン2のオープニング曲“アイデンティティ”。パワフルに疾駆するバンドサウンドが、中盤では静けさが訪れる中…
トラヴィス・スコットやニッキー・ミナージュ等が参加した1stアルバム『Die Lit』が全米アルバム・チャート3位を獲得したプレイボーイ・カーティ。その続編として、自身の最高傑作が出ることを2020年頭から予告し…
近年のウィーザーの多作ぶりの背景には、メンバーの意識変化があったように感じる。2019年の2枚のアルバムがメンバー同士で楽しんで作ったカバー・アルバム(『ティール・アルバム』)と、リヴァースが一人でピア…
今やそのキャラクターや飾らないトークスキルがすっかりお茶の間に浸透したMY FIRST STORYのHiroが、なんと本名・森内寛樹名義でカバーアルバムをリリースした。収録されているのは、女性ボーカルの楽曲10曲。いず…
収録時間は40分足らずなのに、超大作と言いたくなるほど濃密すぎる情報量を持ったアルバムだ。King Gnuで常田大希と出会ったリスナーの多くは、この世にこれほど過激な音楽があると知って驚くのではないか。アンダ…
昨年の連続デジタルシングル3作と、表題曲“ONE WISH”を中心にコンパイルされた最新EP。トーキョー・タナカの雄々しいコーラスがロマンチシズムを導く“Telescope”、奪い奪われるタフな日常とアプリゲームのテー…
昨年9月にリリースされた4thフルアルバム『You need the Tank-top』で、己の一人称によるパンクサイドを完全解放したヤバイTシャツ屋さん。早くもリリースされる新作も、荒ぶるパンクスピリットが爆発した“くそ現…
デビュー10周年を記念して、昨年5月にリリース予定だった初めてのベストアルバム。新型コロナウイルスの影響により延期になっていたが、デビュー11年目を迎えるメモリアルな日付の2月10日に、満を持してリリースさ…
グッと幅を広げたアルバム『V』をリリースしたかと思ったら、Hiro(Vo)が森内寛樹名義でソロデビューを果たし――と、MY FIRST STORYを取り巻くここ数ヶ月の激動には驚かされっぱなしなのだが、そんな中で届いた…
ここしばらく「若くてイキのいいUKロック・バンドがどんどん出てきてる」とか「サウス・ロンドンのシーンが活発で云々」などといった言説が盛んに聞かれるようになった。そんな中でも特別な存在感を際立たせるの…
3rdアルバム『盗作』のリリースから約半年、春をテーマにした5曲入りのEPがリリースされた。アップテンポなリズムが不気味さを滲ませ、『盗作』で描いた物語がありふれた日常にすっと入り込み、自分と他者と社会の…
前作『コンクリート・アンド・ゴールド』では、シーアやアデルを手がけたポップ畑のプロデューサーであるグレッグ・カースティンを起用し、音楽性の拡大にググッと踏み込んでみせたフー・ファイターズ。続く本作…
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