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SUPER BEAVER史上、最もポピュラリティに満ちたアルバムではないだろうか。ただ、それを挑戦や変化とは表現したくない。プロデューサー・河野圭とのタッグでサウンドの幅は広がったが、どんな音に乗せて歌を届けるかという選択肢は、常に4人の手の中にある。伝えたいことも変わってない。諦めずに続けた先にしか望む未来はないこと。自分の人生は自分で決めるしかないこと。そんな生きる本質を、かつてのように剥き出しの感情で掻き鳴らすフェーズを経て、日常の中で思い出せる場面を極限まで増やすアプローチへと自然にシフトしたのだ。力ずくで証明せずとも、そこで鳴る音楽だけで大衆を深く巻き込める次元に、彼らは到達している。『人生』という重厚なタイトルは区切りを想起させるかもしれない。だが、ラストナンバーの“告白”ではこう歌う。《ずっと 右肩上がりで笑いたい》。まだ見たことのない、もっと大きな未来を掴むために、SUPER BEAVERはこれからも人生を歌い続ける。そんな嘘のない決意表明だ。(有本早季)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年8月号より)『ROCKIN'ON JAPAN』8月号のご購入はこちら
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