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初めてBlue Mashのライブを観た時に、なんて熱くて真っすぐなバンドなんだと思った。そのBlue Mashが涙のメジャーデビューを果たすアルバムだが、ライブハウスで熱狂を生み出すバンドのアルバムで重要なのは「どれだけその熱量を音源に封じ込められているか」ということ。結論から言うとこのアルバムはそれを完璧に成し遂げている。1曲目“平成時代”から優斗(Vo・G)が目の前で歌い、げんげん(G)が客席に突入しながらギターソロを弾き、観客たちが拳を振り上げて目を輝かせてステージを見つめている、ライブハウスの光景がすぐに浮かんでくる。それはきっとバンドがライブのようなつもりでレコーディングした成果なんじゃないかと思う。ラストの“君がバンドを辞めた夜”からは、このバンドの音楽とライブが真っすぐなのは、メンバーの人間性が真っすぐだからだということが伝わってくる。この曲を歌うからには、ひとりでも聴いている人がいる限りはこのバンドを辞めるなよって思う。(ソノダマン)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年5月号より)
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