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約1年にわたるHANAの快進撃の足跡と新曲2曲が収められた初のアルバム。発売順に並んだ既発曲。改めて驚くのは、楽曲が生まれる度にこれまで聴いたことのないような表情が生まれているということだ。さらに新曲“Bloom”はバウンシーなビートが特徴的なミニマムなトラックに7人の物憂げな歌声が乗り、とても新鮮。《人は皆決めつけたいみたい/私が誰か何色か/あなたじゃ理解できないわ》《それでもいいわ Bloom 人らしく生きたいから》と、何にも左右されずありのまま咲くというHANAの根幹が歌われる。同じく新曲“ALL IN”では勇猛なギターが轟く中、これまでもらった愛も願いもすべてを賭けて倍にすると歌い放つ。ラストの“Tiger”はファンミで披露されたバージョン。アレンジやその日その場だけの空気によってHANAはまた新たな表情を生むというライブも含めての無限のポテンシャルがとじ込められた一枚。どれだけ周囲が騒ごうとも、ひたすら鍛錬し、7人で高め合う日々が透けて見える。(小松香里)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年4月号より)
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