ロックンロール街道を走り続けるバックチェリーから、超エネルギッシュで痛快な新作が到着! フロントマンのジョシュ・トッドに直撃インタビュー

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6月13日に世界同時発売を迎えるバックチェリーの第11作『ロアー・ライク・サンダー』は、純度100%のロックンロールだけが詰め込まれた痛快なアルバムだ。この作品が世に出るのを前にバンドはすでにツアーの生活に身を置いており、本誌では彼らがスティール・パンサーを引き連れてカナダをサーキットしていた際に、フロントマンのジョシュ・トッドをキャッチしてリモート取材に成功した。

ちょうどトランプ米大統領による「カナダはアメリカの51番目の週になるべき」という発言が物議を醸していた時期にあたり、そのことについて彼は「こんな時期に俺たちみたいなアメリカのバンドがツアーしに行けば、カナダの人たちは『どの面下げて?』と感じるかもしれない。でもライヴの反響は上々だったし、自分たちがカナダの人たちをいかに愛しているかも伝えてきたよ」と語り、さらに次のように発言を続けていた。

「幸いなことに、俺たちみたいな人間はたびたびアメリカの外に出て、さまざまな人との出会いから多様性ってものがいかに豊かで素晴らしいものかを教えてもらってきてる。だからこそ今の母国の状況についてこのままでいいとはちっとも思っていないし、多くの米国人が同じことを感じてるはずだ。ただ、今は目の前にある現実を受け入れて対処していくしかないし、唯一俺に言えるのは自国の状態に胸を痛めてるってことだけだよ」

ジョシュのまっすぐな人柄がうかがえる言葉だが、彼の真摯な姿勢は当然ながらバックチェリーの活動のあり方にも貫かれている。敏腕プロデューサーとして定評のあるマーティ・フレデリクセンとの継続的な創作活動から生まれた『ロアー・ライク・サンダー』を是非聴いて欲しいところだし、次号の誌面ではジョシュ自身が同作について熱く語っている。ロックンロールに目がないあなた、必読です!(増田勇一)


バックチェリーの記事が掲載されるロッキング・オン7月号

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