レトロなシンセポップサウンドが世界中でバイラルヒット中! 役者としての顔も持つアーティスト、Djo=ジョーの魅力を徹底解明

レトロなシンセポップサウンドが世界中でバイラルヒット中! 役者としての顔も持つアーティスト、Djo=ジョーの魅力を徹底解明 - pic by Guido Gazzillipic by Guido Gazzilli

今春、ジョーというアーティストの楽曲“エンド・オブ・ビギニング”がTikTokでの拡散からバイラルヒットを記録し、各地チャートでトップ5圏内に食い込むほどの勢いを見せた。すでにご存知の方も多いと思うが、実はこのジョー、人気ドラマ『ストレンジャー・シングス未知の世界』シリーズに出演(スティーブ・ハリントン役)しているイケメン俳優のジョー・キーリーなのである。

そもそも彼はシカゴ拠点のバンドであるポスト・アニマルに在籍していた経歴の持ち主であり、“エンド・オブ・ビギニング”を収録したジョー名義のセカンドアルバム『DECIDE』(2022)では素晴らしい個性を発揮してみせた。rockin’ on 7月号掲載の「気になるあいつ」では、そのあたりを深掘りしている。

それにしても恐るべきは、TikTokのようなショート動画に引用されるほんの数秒間で、ジョーというアーティストの才能から人となりまでを爆発的なスピード感で共有することができてしまう現代的なコミュニケーションの高度さである。幾らテクノロジーが進歩しても、生身の人間同士の交感がなければこういったコミュニケーションは成立しない。“エンド・オブ・ビギニング”のバイラルヒットは、そのことを教えてくれた。(小池宏和)


ジョーの記事が掲載されるロッキング・オン7月号

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