自分の頭の中に鳴っている(実際は鳴っていないんだけど、漂っている?)何かを、
実際に音として鳴らしてくれるアーティストに出会った時、僕は本当に救われた気がするし、ありがとう、と思う。
「KID A 」を出した時のトム・ヨークにもそう思ったし、ジェイムス・ブレイクのアルバムを聴いた時にも思った。
そして、今日のライブではその音に肉体すら与えられていて、僕はもうどうしていいのかわからないぐらいに震えてしまった。
泣いてしまった。
曲が終わるごとに、僕も精一杯の感情を肉体に込めて拍手を送った。
幸せだったな。
2011年の僕は今日で大丈夫になれた。