先日、紹介したアークティック・モンキーズの"ワイド・ユー・オンリー・コール・ミー・ホェン・ユア・ハイ？"の傑作ＰＶだけど、日本語字幕版が登場。


より笑えるのでは？

にしても、このＰＶ、内容はくだらないけど、実際に酔っ払ったときに同じ感じで迷惑をかけたことのある者として、かなりドキッとさせられる。
そして改めてアレックスの演技が素晴らしい。
うんうん、わかるわかる。次の日、17件の送信履歴を見て、げんなりするんだろうよ。
相手の女性が、彼のことを、"Alex band guy"って登録しているというディテールも笑える。

さらに、この曲、本人たちも影響されていると話しているけど、ビーツがもろドクター・ドレなのが強烈。
まさに名盤『2001』やエミネムの最初の２枚のビーツを思い切り彷彿とさせるわけだが、それをきっちりとアークティック節として成立させているのが物凄い。

クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのデザート・ロックに、ウェストコースト・ヒップホップ。
アメリカというより、ロサンゼルスの空気を完全に自分たちのものにしたアークティック・モンキーイズ。
あの街で生まれ育った自分として、途端に身近な存在になりつつある。（内田亮）