ノー・ニューヨーク!

ノー・ニューヨーク!

行ってきましたジェームス・チャンス&ザ・コントーションズ@リキッドルーム。



シビレたーーーーーーーーー!



前座のフリクションもすさまじかったけど、
ジェームス・チャンスのヤバさといったら。
白いジャケット着て、千鳥足で小刻みに体を震わせながら
(というか、それは“ダンス”なんだけど)
金切り声を上げ、イルカの鳴き声みたいなサックスを吹く、と。
バンドに曲の指示を出すときも、
曲名を言ったりするんじゃなくて、
イントロのフレーズを「バッバッバー」と歌ったりする、と。
ステージの照明が明るくなりすぎると
「ノー・ノー・ノー・ノー!」と絶叫したりもする、と。

要するにありていにいえば様子のおかしいオッサンなわけだが、
それがことごとくカッコいい、わけである。
さらに、バンドがかなりうまくて、
コントーションズがいかに洗練されたファンクネスを抱えたプロジェクトだったかと
いうことが、改めて実感できるライヴでもあった。
実験的だったりアヴァンギャルドだったりする側面に目がいきがちな
ノー・ウェイヴ界隈だけれど、本物なのである。

あと、面白いことに、ジェームス・チャンス、身体は太ってるのに、
顔とヘアスタイルは往時のまんまなのだ。
あれはいったい、どういうことなんだろう。(小川)
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