現在発売中のロッキング・オン2月号では、マルーン5の来日ライブレポートを掲載しています。
以下、本記事の冒頭部分より。
文=小池宏和
東京ドームで2夜、京セラドーム大阪で1夜という初のドームツアー形式で日本公演が開催された、マルーン5の最新ワールドツアー。久々に洋楽ライブが復活した22年にも相応しい、華やかで巨大なスペクタクルだった。先月号の特集記事でも触れてきたけれど、前回2019年は東京ドーム1夜のみ、その前の2015年は大阪城ホール公演が急遽中止になってしまった経緯があるので、バンドとしてもファンの側からしても、今回のツアーには並々ならぬ思いがあったはずだ。
02年のデビューから数えてちょうど20周年。各アルバムをフォローするタイミング+αで来日公演を行ってきたマルーン5と日本のファンの絆は、その歴史のぶんだけ深まっている。
僕は今回、東京ドーム初日となる12月3日の公演を観た。ライブ本編の開演時間はだいぶ押してしまったのだが、ここで活躍したのはツアーに帯同しているDJのMr. Mailboxだ。古今東西のポップヒットを放ちまくり、最後には熱いMCも投げかけてドーム一杯のオーディエンスをきっちり温めてくれた。さあ、いよいよマルーン5の登場だ。
マット・フリン(Dr)による大ぶりなビートに導かれるように場内ではクラップが巻き起こり、ロックなギターの音出し一発。大規模会場もお手のものとばかりに、のっけからオーディエンスを余さず演奏に巻き込む懐の深さがさすがだ。そこから滑らかに、悩ましいグルーヴ感のダンスポップ“ムーヴス・ライク・ジャガー”へと持ち込む。(以下、本誌記事へ続く)
マルーン5の記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』2月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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