9月30日(現地時間)、マリリン・マンソンがニューヨーク公演中に、舞台セットが倒れて下敷きになり、病院に緊急搬送されたと報じられた。
詳細が発表されず、不安な情報が多く飛び交って心配だったが、ローリング・ストーンによるとLAで療養中とのこと。10月14日までのツアーは、リスケが発表されている。
http://www.rollingstone.com/music/news/marilyn-manson-cancels-nine-shows-after-nyc-stage-injury-w506461
彼のショッキングな姿は演出ではある意味で見慣れているものの、こうしたシリアスな場面に直面すると、心臓をぎゅっと掴まれたように動揺するばかりで、どうしていいかわからなくなる。
10月6日、ニュー・アルバム『ヘヴン・アップサイド・ダウン』は、前作のブルース路線から一変、メッセージ性と辛辣なユーモアと王道のマリリン・マンソン・サウンドが飛び出す、まさに「待ってました!」と心から叫びたくなるような作品だ。
彼の出自でもあるバウハウスを彷彿とさせる最後の曲なんて、昔から聴いているリスナーはかなりぐっとくるはず。
詳しくは、ロッキング・オン11月号のヘッドラインやレヴュー記事を読んでください。
その素晴らしいアルバムをひっさげてのツアー中に、なんとも残念だが、とにかく回復を祈りたい。そして元気になって日本にもぜひ来てほしい。
新作『ヘヴン・アップサイド・ダウン』を聴きながら、みんなで回復を祈りましょう。(井上貴子)
マリリン・マンソン、NYのライブ中に事故。現在LAで療養中だそう。回復をお祈りします
2017.10.02 11:18