要注目UKデュオ:アークティックも一押しのロイヤル・ブラッド

要注目UKデュオ:アークティックも一押しのロイヤル・ブラッド

最近、イギリスで注目を浴びている新人2人組のロイヤル・ブラッドが面白い。
もはや2人組のロック・バンドはそれほど珍しくないが、ベースレスというのがわりとデフォ。
しかし、このバンドの場合、ベース/ヴォーカルとドラムという異色な組み合わせで、ハードなロックをぶちかましている。
どうやらギター・アンプとベース・アンプ両方にベースのラインを突っ込んでいるらしくて、そうやって独特なヒズミを再現しているとのこと。

そんなバンドのライヴはかなり凄まじいらしくて、グラストンベリーではかなりの話題を呼んでいたが、なによりも大きいのはアークティック・モンキーズの最近のお気に入りだということだろう。
実際にヘルダーズは彼らのTシャツを着ているし、5月に行われた計9万人がおとずれた歴史的なフィンズベリー・パーク公演のサポートに抜擢されている。
そんな彼らが鳴らすのは、まさにアークティックが好きそうなぶっといロック。
それこそアークティックが崇拝するクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジを、ホワイト・ストライプスと足したような洗練されたヘヴィ・ロック・サウンドは確信に満ちていて、うん、とにかくカッコいい。
そして確かにライヴ演奏が素晴らしい。

Out Of The Black(Glastonbury)

にしても、ギターレスというのが信じられない。

Little Monster

Come On Over

Figure It Out

本国では来週リリースされるデビュー作『ロイヤル・ブラッド』のティーザー。

これ、めちゃくちゃ期待できるのでは?
9月には国内盤も発売されるので、来日も願いたい!(内田亮)
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