要注目のフォクシーズの初来日公演を観た! そして普通にやられました……
2014.06.10 22:13
フォクシーズ、プレミア・ショーケース@渋谷WWW
現在もっとも注目されている女性シンガーということで、会場の熱気が凄まじかった。
ミニライヴ+Q&Aセッション+握手会という構成だったのだが、とにかく終始黄色い歓声がやまない。
ライヴも思いのほか素晴らしくて、"Youth"や"Let Go For Tonight"はもちろんのこと、彼女がブレイクするキッカケとなったゼッドの"Clarity"も披露。
歌唱力も見事だったが、短いセットの間、観客と何度も挨拶をかわしては、最初に身に着けていたハイヒールとロングコートをひとつひとつ脱ぎ、ちょっとした視覚的な演出も施していて、なんだか妙にドラマチックなライヴに仕上げていたのが印象的だった。
そこらへんのエンターテインメント性はさすが。
ただQ&Aで影響を受けているのはパティ・スミスやビョーク(それにエミネムとドレーク)と話し、妙に”硬派”な一面を見せていたのも好感度高し。
いや、ていうか、もう半端なくかわいかったです、終始、はい、うん。
驚いたのは、最後、観客をバックに撮影するということになっていたのだが、スタッフがセッティングしている間、自ら観客のスマホを次から次に手にしては、セルフィー(自分撮り)を撮りまくってたこと。
さすが新世代アーティスト。
なにもかも一瞬で拡散するこの時代、この無邪気さはある意味最強の武器なのかもしれない。(内田亮)