自分たちのレーベルを立ち上げ、アルバム『zeitgeist』で新たなスタートを切ったTHE NOVEMBERS、ツアーファイナルのリキッドルーム。
なぜだろう、昨夜のTHE NOVEMBERSは優しかった。何かを包み込むように、音を創っていた。
もちろん”鉄の夢”みたいなヘヴィネスもあるんだけど、
それも何かを攻撃するためではなく、何かを守るように鳴っているような感覚があった。
何より、小林祐介の歌が違って聞こえたのは気のせいではないと思う。あんなに歌がはっきりと、感情のうねりとともに届いたのは初めてかもしれない。
5月14日にシングルのリリース、そしてすぐさま17日から新たなツアーもスタートする。
ツアーのタイトル「The World Will Listen」には、強い想いと希望の響きがある。