メロディも、アレンジも、バンドの演奏も、歌詞も、すべてが寄ってたかって青春の衝動や勢いや向こう見ずや熱や切なさを、これでもかと表現している。
ロックとは、バンドとは、すなわち青春である。
とするなら、この”放課後色”はめ組が――というか、その中心人物である菅原達也が、初めてまっすぐにその根本と向き合った、といえるのかもしれない。
ストレートなバンドサウンドはメンバー同士の緊密な連帯感とお互いの信頼関係を感じさせるし、
甘酸っぱい情景を歌った歌詞は誰の胸にもくすぶっている郷愁を呼び起こす。
ワンアンドオンリーで、だからこそ普遍的な、ロックバンドそのものみたいな曲だ。
RO69では菅原へのインタビューを掲載中。
http://ro69.jp/feat/megumi_201612/