高橋優、約束の武道館 2015.12.06 21:00 小川智宏の「ロック青二才」 2年ぶり2度目、より正確にいうと今回は昨日と今日の2デイズなので1日ぶり3度目(笑)の武道館。前回観たときよりも、武道館が全然狭く感じた。それだけ高橋優の歌はでっかく、優しく鳴り渡ったのだ。感動的だった。自分の帰るべき場所を探す、だけじゃなくて、自分がだれかにとっての居場所になるというのも生き方なんじゃないか。高橋優の歌うテーマはそういうふうに変わってきている。彼にそう感じさせているのは、今日武道館に集まったひとりひとりだ。励まされるとか勇気付けられるとかじゃなく、生きるということを一緒に考え、受け止めてくれる歌。高橋優の歌はそういうものだ。今の高橋の強さを生んでいるのはそこに対する迷いのなさだ。メジャーデビュー5周年。次の「約束」が早くも待ち遠しくなった。