ストロークスのファブが28日にNYでサングラス店のオープン時にDJをし、NYマガジンのインタビューに答えている。ファブによると新作は「すごく順調だよ」とのこと。「NY州郊外にあるアルバートのスタジオでレコーディングしているんだ。毎日１センチずつ前進するというまるでカメのようなスピードだけど、でも間違いなくアルバム制作は進んでいる。今年中に出るとは約束できないけど、でも間もなくできると思うよ」。


さらに新作のサウンドについては、「ファースト・アルバムみたいな感じ」になっているとのこと。彼らにとって「ファーストは僕らの若い時代を通して作られた作品だったけど、セカンドとサードは、その時のスケジュールに合わせて無理矢理作ったものだった。でも今は、ゆっくりと時間をかける余裕があるから、みんなでジャムったりする時間もあるんだ」。と、しかし、ジャムは、ジュリアンのスタイルではないはずでは？


メンバーの関係性は？「やすり対やすり、みたいな瞬間もあったことは確か」「僕らは、5人それぞれ違った信念を持った人間だからね。でも、そこで話してる言語は同じなんだ。だから何と言うか、僕らギャングみたいなものだと思うんだけど、でも年を取ってきて徐々に、ギャングっていうのは実はファミリーなんだって気付き始めたんだ。それぞれがお互いに選んだファミリーなんだってね」。


ドリュー・バリモアと別れた後のファブの現在のガール・フレンドについても訊いている（Little Joyのメンバー、Binkiと今は付き合っている）。「音楽をやってるとここで仕事が終りという瞬間がなくて、ライブをやって家に帰っても音楽を作り続け、音楽を家で作って外でもライブをやる、というのが永遠に続くのは結構ストレスだったりもする。でも、それはそれでいい点もあるんだ」と。「彼女には、いつもいつもI LOVE YOU と言っているよ」。実はこの日も彼女の、ELLEマガジンの撮影があったそうで、そこに彼も一緒に写ってきたそう。なので、いつものヒゲとボサボサの髪の毛がピシっと整っていたそうです。
http://nymag.com/daily/entertainment/2010/04/fabrizio_moretti_strokes_album.html


写真は2008年のLITTLE JOYのライブの後のファブ。改めて見ると本人とわからないくらいガリガリ。何でこんなに痩せちゃったのかと訊いたら「何も食べてないから」と言っていた（笑）。今は以前のように戻っているはずです。