ハリウッド・スターの死

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昨日”不況”のおかげでゴージャス・スターが
集まったと冗談で書いたけど、
『NINE』には関係ないが、
今年はハリウッド・スター・パワーが消滅した年
と言われた。


今年制作費に比べて大ヒットした作品というのは
『HANGOVER』
『DISTRICT 9』
そして、『PARANORMAL ACTIVITY 』。
最初の2本はこのブログでも以前紹介させてもらったが、
大スターはひとりも出てない。
『PARANORMAL』は、優れたマーケティングで
大成功した低予算の『ブレアウィッチ』みたいなホラー映画だ。
作品は当初全米10あまりのカレッジタウンで公開され、
次に上映を希望する都市をインターネットで募ったのだ。
つまり、上映して欲しかったから署名を集める、みたいな方法だ。
それが飢餓感と口コミ効果を煽り、結果的には全米公開後
大ヒットとなった。


『HANGOVER』はとにかく脚本が良く書けたただただ笑わずにいられないコメディで
『DISTRICT 9』はこんな映画観たことない、という超画期的な作品。


スターが出てるつまんない映画より
スターなんていなくてもいいから、とにかく面白い映画が観たいのである。
そんな当たり前のことがまかり通る年だったということだ。
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