© 2026 Disney. All Rights Reserved.ベネチア国際映画祭で、9月5日午後9時30分に世界初上映される、
オアシス復活を追ったドキュメンタリー映画『オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー』。日本での上映館が発表された。
『オアシス:ドント・ルック・バック・イン・アンガー』上映劇場一覧
9月11日からわずか2週間しか劇場公開されないので、今のうちに、いつ行けるかスケジュールを確認しておいた方がいいのでは。アメリカではIMAXシアターでも上映されるくらいなので、少しでも大きいスクリーンの劇場で体験をすることをお勧めする。
また先日、日本語字幕付きの本予告編も解禁された。
映画の監督は、ディラン・サザーンとウィル・ラブレイス。最近ビルボード誌のインタビューに答え、撮影の舞台裏を明かしている。
ビルボード誌インタビュー
ノエル・ギャラガーとリアムが15年ぶりに初めてリハーサルで顔を合わせた際は、事前にカメラを隠して設置。撮影スタッフはその場に1人もいなかったそう。
以下要約。
pic by Simon Emmet⚫︎ロンドンでのリハーサル撮影について。
15年ぶりとなるオアシスのリハーサル。ロンドンのスタジオにはカメラを隠して設置し、撮影スタッフはその場にはいなかった。
サザーン「バンドメンバーの目に撮影スタッフが1人も入らないようにした。だからリアムは、最初の1週間は、そこにカメラがあることも気づいていなかったと思う」
その映像はスタジオの外に設置された部屋にライブで送られ、監督たちはそこでリハーサルの様子を見ていた。
⚫︎この作品で捉えようとしたもの。
監督たちが描こうとしたのは、ギャラガー兄弟の複雑な関係と、復活ライブを目撃したファンを襲った圧倒的な感情、そして最終的に、その二つがどう結びつき、互いに作用していったのかということ。
サザーン「カーディフでの最初のコンサートが終わって会場の照明がついた時、映画には、呆然とした表情の人達をただ映しているシーンがある。まるでありとあらゆる感情を体験したかのような顔をしている。それをリアルタイムで目にした時、『これは大きな出来事になるとは分かっていたけど、感情的な意味では、自分たちが想像していたのとは全く別のレベルだ』と思った。
さらに映画が進むにつれて、音楽が兄弟を再び近づけていく様子が見えてくる。ファンの反応は、映画の終盤で彼らの関係がたどり着く場所に、とても大きな影響を与える”触媒”になっている」
そして、この兄弟の物語こそが、オアシスのファンでなくても共感できる部分だとも語っている。
サザーン「何千人もの観客の前で演奏するバンドにいることがどんなことなのかは、なかなか想像できないと思う。でも、家族や人間関係のことなら誰でも共感できる」。
⚫︎世界各地で異なるファンの熱狂も記録
この作人は、ツアーを観た人にとっても、ギャラガー兄弟の側からライブを体験できるだけでなく、都市ごとに異なる観客の反応も見ることができる内容になっている。
サザーン「アルゼンチンのエネルギーはソウルとは全く違っていた。ソウルとカーディフも全く違っていた。それぞれの場所にいると、どんな感じがしたのかも捉えようとした」
⚫︎14カ国41公演をほぼ全て撮影
撮影は、14カ国、全41公演のほぼ全てで行われた。さらに、6週間にわたるリハーサルから、5ヶ月に及ぶツアーまでを記録。
セットリストのほぼ全曲が、リハーサルまたはコンサートの映像で映画に登場する。
撮影には、ハリス・ザンバーラウコス(『ベルファスト』『ビートルジュースビートルジュース』)
ロル・クローリー(『ブルータリスト』でアカデミー賞受賞)
ジェームズ・ラクストン(『ムーンライト』でアカデミー賞ノミネート)
など、一流の撮影監督たちが参加した。
サザーン「彼らにはそれぞれが自分の映画を撮っているつもりでやって欲しい。観客の中で何か気になるものがあったら、印象的な顔でも、誰かが特別な瞬間を迎えているところでも、何か物語が展開しているように見えたら、それを撮って欲しい、と伝えた」
また監督たちは「大きなスケールの映像スペクタクル」にすることを目指し、IMAXを想定した撮影も施行。その分、別の技術的な難しさも増したという。
さらに映像素材が膨大にあったため、最大の難関は、編集だったと振り返っている。
pic by Simon Emmet⚫︎映画のタイトルについて。
オアシスの代表曲のタイトルであるだけでなく、この映画が描く物語も象徴している。
サザーン「僕たちが作りたかったのは、和解と許しについての映画だった。本当にそういう映画になったと思う」