ケンドリック・ラマーが現地時間6月19日ジューンティーンス、黒人奴隷解放記念日に地元LAで開催するライブが生配信される。『The Pop Out : Ken & Friends』と題され、日本でもアマゾンプライムとTwitchで配信。
日本時間は、20日午前8時からとなる。
追記:6月19日
スケジュールの詳細が発表された。ケンドリックの出演は日本時間午前9時45分から。
リンクはこちらから。現時点では再配信されるのかどうか分からないので、なんとか生配信を見て欲しい。
https://music.amazon.co.jp/live/events/LGCKG50H11
1)この配信が重要な理由は、まずなんと言っても、ジューンティーンス、黒人奴隷解放記念日に開催されること。
ジューンティーンスは、2021年になってようやく正式に連邦の祝日となった。1862年1月1日に奴隷解放宣言が正式に公布されたが、それが実施されるのには各地で時間差があり、1865年6月19日にテキサス州で奴隷解放が実施されたことから、真の奴隷解放記念日とされている日。
しかし、最近までアメリカ国内でも認知されておらず、2020年にジョージ・フロイトの死とブラック・ライヴズ・マター運動が起きたことをきっかけに、「ジューンティーンス国定独立記念日法案」が議会上下院で可決された後、2021年6月17日にバイデン大統領が法案に署名し、ようやく正式に連邦の祝日となったのだ。
つまり、ケンドリックは、それを祝うライブをやることになるはずだ。
2)また、ケンドリックは、ご存知のように最近ドレイクとのビーフでも話題となったばかり。その後初のライブとなるので、どのような内容になるのか大注目なのだ。タイトルに「Friends」とあるので当然ケンドリックのみならず仲間たちが登場するはず。
3)さらに、そのビーフで発表した”Not Like Us”が記録的なヒットとなっている。
4)最近、地元コンプトン・カレッジで卒業生にお祝いの言葉を贈ったが、その時のモードが非常にリラックスしていたので、このライブも楽しみなのだ。
https://rockinon.com/blog/nakamura/209639
5)そして、メディアも、ファンも、ビーフの勢いで、”Not Like Us”のようなこれまでにないポップな新作をここで発表するのではないか?と期待している。
ケンドリック・ラマーとドレイクの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』7月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。
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