今年の作曲家殿堂入りするアーティストが発表され、Jay Zがラッパーとして史上初めて殿堂入りすることが分かった。
Jay Zはさっそく大喜びで、ツイートをしている。
By the way, this is a win for US. I remember when rap was said to be a fad . We are now alongside some of the greatest writers in history.
— Mr. Carter (@S_C_) 2017年2月22日
「ちなみにこれは俺達みんなの勝利だ。ラップなんて一時的な流行だと言われていたこともあったんだ。でも、俺達はこれで歴史的に偉大な作曲家達に仲間入りした」
作曲家殿堂の会長がNYタイムズ紙に語ったところによると、「本当は去年も彼の名前は上がっていたんだ」。
実は作曲家殿堂入りは、作品が発表されてから20年が経過したところで、資格を得る。Jay Zのファースト・アルバム『Reasonable Doubt』は1996年に発表されたので、本来は、去年から資格はあったのだ。
「去年は、役員達の準備ができていなかった。でも今年はしっかりと彼の作品の偉大さを教えたので、理解してくれたようだ」「これができたことは未来へ進めたということだと思う。ラッパーを受け入れて進んでいかなかったら、若い作曲家達を育てられなくなってしまう」
Jay Zは、知らせを聞いて大喜びだったということだ。
https://www.nytimes.com/2017/02/22/arts/music/jay-z-songwriters-hall-of-fame.html?_r=0
今年はその他には、Kenneth Edmonds(Babyface)、Jimmy Jam and Terry Lewis(ジャネット・ジャクソン、マライア・キャリー), Max Martin(バックストリート・ボーイズ、インシンク、ケイティ・ペリー、テイラー・スウィフト), シカゴの主要な作曲家であるRobert Lamm, James Pankow, Peter Cetera、また去年殿堂入りしていたが式典に出席できなかったBerry Gordy Jr. (モータウン創設者。ジャクソン5、マーヴィン・ゲイ、スープリームス)も殿堂入りする。
Jay Zが殿堂入りしたことで、今後、エミネムや、ビースティ・ボーイズなども続くことが予想されている。
チャンス・ザ・ラッパーもさっそく、「いつか僕も仲間入りしたい」とツイートしていた。
S/o to my OGs, Jay Z and Jimmy Jam & Terry Lewis, who were elected to the Songwriters Hall of Fame today. I hope to one day make it there.
— Lil Chano From 79th (@chancetherapper) 2017年2月22日
Tidalもおめでとうのツイートをしていた。
Congratulations to @S_C_, the first rapper to be inducted into the prestigious Songwriters Hall Of Fame. #SHOF2017 pic.twitter.com/SUpistREN5
— TIDAL (@TIDALHiFi) 2017年2月22日