ジャック・ホワイトがアコギ集『1998年‐2016年』を9月に発売。ストライプスの未発表音源(カッコ良い)を公開!
2016.08.15 10:45
なんと、ジャック・ホワイトがアコギでレコーディングした曲を収録したアルバム『ジャック・ホワイト アコースティック・レコーディングス 1998-2016』を9月9日に発売すると発表(国内盤は9月28日発売)。そこに収録されるホワイト・ストライプス時代の未発表音源“City Lights”を公開したのだが、これがいきなりカッコ良い! こちら。
この曲は、『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』の時にレコーディングされたものだそうだが、すっかり忘れていたとのこと。アルバムを再発する際に気付いて、2016年に完成させたという。
そう言えば、ホワイト・ストライプスもジャック・ホワイトも、ベスト盤的な作品ってこれまで出したことがなかったなあとこの作品集の発表で気付いた。しかし、それをいきなりアコギ集で発表するところがジャックらしい。ジャックと言えばギターではあるけど、アコギとは真っ先には思わないだろう。しかし、この1曲を聴く感じでは、そこから驚きとともに、これまで思ってもみなかったようなジャックの新しい面が見えてくるから感動する。
いきなりアコギでキャリア総括的なアルバムを出すとは。いや総括って感じにも聴こえないところが、さすが!! むしろ新しいという印象だ。例えばボブ・ディランのブートレッグ・シリーズをちょっと思い出すけど、それとも同じようには括れない。とにかく独自。
こちらにアルバム予告編が。
アルバムには、ジャックのキャリア全般をカバーする26曲が収録。これまでアルバムに収録された曲から、B面の曲、未発表バージョン、未発表曲が時系列で並べられている。
現在アルバムの予約が開始されていて、予約すると“City Lights”が自動的にDLできるそう。発売の形態は、アナログ盤2枚組、CD2枚組、デジタルで同時発売。アナログ、CD、デジタル同時というのも凄い。さすがサードマン・レコーズの社長!
日本語による詳細はこちら。
http://www.sonymusic.co.jp/artist/jackwhite/info/471553
収録曲は以下の通り。ベックがプロデュースした、“Honey, We Can't Afford to Look This Cheap”なんかも収録されていて嬉しい。
SIDE A
Sugar Never Tasted So Good
Apple Blossom (Remixed)
I’m Bound To Pack It Up (Remixed)
Hotel Yorba
We’re Going To Be Friends
You’ve Got Her In Your Pocket
Well It’s True That We Love One Another
Never Far Away
SIDE B
Forever For Her (Is Over For Me)
White Moon
As Ugly As I Seem
City Lights (Previously Unreleased White Stripes Track)
Honey, We Can’t Afford To Look This Cheap
Effect & Cause
SIDE C
Love Is The Truth (Acoustic Mix)
Top Yourself (Bluegrass Version)
Carolina Drama (Acoustic Mix)
Love Interruption
On And On And On
Machine Gun Silhouette (Acoustic Mix)
SIDE D
Blunderbuss
Hip (Eponymous) Poor Boy (Alternate Mix)
I Guess I Should Go To Sleep (Alternate Mix)
Just One Drink (Acoustic Mix)
Entitlement
Want And Able