祝レディオヘッド来日間近! 日本で初『JUNUN』とMV“Daydreaming”35mmが劇場公開される

祝レディオヘッド来日間近! 日本で初『JUNUN』とMV“Daydreaming”35mmが劇場公開される

フジロックも無事終了したということで、次は待望のレディオヘッド来日! 胸をわくわくさせている皆さんに朗報。ポール・トーマス・アンダーソン監督が、ジョニー・グリーンウッドのインドでのレコーディングの模様をドキュメンタリー映画におさめた『JUNUN』が日本で初めて、劇場公開されることになった。『JUNUN』と同時にポール・トーマス・アンダーソンから直々に送られてきたというMV“Daydreaming”も35mmで上映される!!

期間限定で8月6日(土)から8月12日(金)。場所は目黒シネマ。
詳細はこちら。
http://big-boots.com/JUNUN/
http://www.okura-movie.co.jp/meguro_cinema/now_showing.html

大音量上映の回があり、なんと料金は900円だそう。絶対行くべきでしょう!

ジョニーも、フィルムが無事日本についたことをリツイートしていた。
https://twitter.com/Y_Grrrr/status/755226141481283584

映画は、去年NY映画祭で初上映され、その時に観たので何回か紹介したけど。
http://ro69.jp/blog/nakamura/132140
http://ro69.jp/blog/nakamura/129757

イスラエルのミュージシャン、シャイ・ベン・ツールと、インドのミュージシャンが、メへラーンガル城でレコーディングしている模様を収めたもの。曲はすでにアルバムでも発売されている。

面白かったのは、上映会に来たポール・トーマス・アンダーソンが、この映画の中で、レコーディングの設定について何も説明されていないことについて、「自分が大好きだった『真夏の夜のジャズ』がそういう作品だったから、“説明なんていらない。とにかく音楽の勢いさえ捉えられていればいい”と思って作ったんだ。でも後で、『真夏の夜のジャズ』を観直したら、状況についてはこと細かに説明されていた(笑)。自分の記憶がいかにあてにならないのかも分かった」と言っていたこと。

ポール・トーマス・アンダーソンが、ドキュメンタリー映画を撮るのもこれが初めてなので、PTAファンも必見。監督が言っているように、設定がなく、とにかくざくっと状況を斬るような作品。

上記のウェブサイトには、ジョニー・グリーンウッドから直接届いたメッセージも掲載されていて、この映画について、「ここで演奏されている曲はすべて神についてなんだ。それは僕にとっては全く新しい世界だった。音楽的な意味でも、精神的な意味でも」とのこと。

監督がとにかく音楽の勢いを捉えようとしたということからも分かるように、観ているうちに音楽のグルーヴに思いきりのめり込んでしまう作品。NYの上映では1曲演奏が終わるごとに大拍手が起きていた。

映画の予告編はこちら。
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