フー・ファイターズ、「解散」「ソロ活動」を否定の爆笑ビデオ発表

フー・ファイターズ、「解散」「ソロ活動」を否定の爆笑ビデオ発表

フー・ファイターズが、予告通り公式発表をした。こちら。

数日前に話題となった、「バンド解散か?」「デイヴ・グロールがソロか?」という噂をそのままギャグにして、真っ向から否定するもの。

ビデオではまず、バンドの解散やデイヴのソロをヘッドラインにした記事を紹介。その後、デイヴが「俺は自由になりたい。そうすることで、バンド・メンバーも自由になれるから」とブッチ・ヴィグに相談している。

そこで、ブッチが「ソロはまったく新しい方向で作ろう」「エレクトリックで指1本で作るんだ。ヒップなものに」と言い(デイヴはエレクトロニックを否定する発言をしてきたこともあったが)ソロ作を作り始める。
そして
「俺は自由になりたい/自分らしくなる自由/俺だけの/他の3人とか、4人と一緒ではなく」
「これまで何度光を分かち合ってきたことか/だけど今夜は違う/俺だけなんだ」
とバラードを歌う。

一方、残りのメンバーは、新しいボーカルを捜そうと相談する。
「少しあり得ない選択はどうか?ジャスティン・ビーバーとか?」など、次々に名前があがる(笑)。
ヴィンス・ニールから、クリス・マーチン、ドレイク、グウェン・ステファニー、プリンス、フィル・コリンズなど。最終的には、自分がボーカルをしたいとそれぞれ言い出したり、
「リアム・ギャラガー!」
「ディプロ!」
「誰?」
とリストを書き出して、誰が合うか捜してみる。

デイヴは「この指1本では上手くできない。ピアノとも違うし」と苦戦し始める。

残りのメンバーには、ニック・ラッシェイ(元98degrees)が走ってきて、バンドとリハーサルを開始し歌い始める。

そして最後に、画面に
「もう何百万回も言ってるけど、俺達は解散しない。そして、誰もファッキンソロ活動なんかしない!フー・ファイターズ」
というステイトメントが出てきて終わる。

噂を否定するための、すごい凝ったフーファイらしいギャグだ。

ただ、活動休止についてどうなのかはコメントされていない。恐らくテイラーが言っていたように、少し休暇を取ってまた活動再開という、バンドとしては当たり前の動きをするのではと予測される。
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする