UVERworldは今日も強烈で、誠実で、チャーミングだった。武道館を観て

UVERworldは今日も強烈で、誠実で、チャーミングだった。武道館を観て

このツアーに来るのは3回目。
初日のZepp
DiverCity、滋賀B-FLATに続いてのライヴということで、いい加減落ち着いて観られるかと思って武道館に来たが無理な話だった、というか、武道館に向かうタクシーの時点でおかしなテンションだったと思う。
タクシーの運転手さん、ものすごいしゃべり倒してしまってすんません。
武道館でライヴやるなんて人気あるバンドなんだねえ、なんて言ってたおじいちゃん、人気あるどころかハンパないバンドのハンパないライヴでした。

強い言葉の背景には必ず強い思いがある。
そして本当に強い言葉と強い思いを持っている表現者は間違いなく強い肉体性を持っている。
強い心はやがて必ず強い肉体を求め始める。
「伝える」ことを突き詰めることはやがて、具体的な伝達ーーつまり言葉による伝達を超えた伝達をその表現者に求めるからだと思う。
クリスマスの夜に理屈臭い話で申し訳ないが、6人の音がこれだけ拮抗し、それぞれの視線や表情がそれだけであまりに強烈なメッセージを放っているUVERworldは、その正しいサイクルを誰より誠実に走り抜いていると思う。

今日は、"君の好きなうた"もやったし、ラストのラストには"MONDO PIECE"もやった。
ただのひとつの文句もなし。
UVERworldのライヴは何度観ても迫るものがある。
ライヴ後の思いはいつもこうだ。
明日からマジで頑張ろう。と思う。

いいライヴだった。
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