#吉沢亮 × #呉美保 監督の対談をCUT10月号に掲載! コーダの芝居に宿る密かで確かな情熱とは

#吉沢亮 × #呉美保 監督の対談をCUT10月号に掲載! コーダの芝居に宿る密かで確かな情熱とは - photograph by 興村憲彦photograph by 興村憲彦

CUT10月号に吉沢亮さんの撮り下ろしポートレート、そして呉美保監督との対談インタビューを掲載しています!

本日公開の呉監督最新作、映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』。原作は、著者・五十嵐大さんがコーダ(=耳のきこえない、またはきこえにくい親を持つ、聴者の子ども)として育った生い立ちを踏まえて綴った自伝的エッセイで、本作の主人公・五十嵐大を演じるのが吉沢さんです。社会的マイノリティをテーマに置きながらも、そこに描かれるのはごく普遍的な母と息子の物語。ですが、やはり手話については「ろう者が観ても違和感のないレベルまで持っていく」という高いハードルがあったそう。吉沢さんはいかにそのハードルを超えていったのか。俳優・吉沢亮を前に監督が驚いたこととは……? 「自然さ」を求めるふたりのプロフェッショナルな姿、そして映画への情熱が窺えるインタビューから一部を抜粋してお届けします。

(吉沢について)私がすごく印象に残っているのは、宮城ロケから東京ロケに変わる移動日があって、1日撮休があったんですが、予定表を見たら「吉沢さん手話練習」って書いてあったんです。なので助監督さんに「これ大変だよ、ちょっと休んでもらったほうがいいよ」って言ったら、「違うんです、吉沢さんがやりたいとのことで」って。それ聞いて感動しちゃって。現場にいる時はサラッとされてるんですが、勤勉な人だなと(呉)

(とあるシーンで)手話から言葉に切り替わるのが難しかった印象があります。そもそもほんとにそういうことになるのか、みたいな。それは映画的表現なのか? リアルなのか?みたいなことから入って、(コーダ)監修の方と「こういうことはあるかもしれないですね」って話しながら作っていったシーンでもあったので(吉沢)


呉監督にとっては9年ぶりの長編映画。この作品を撮ると決めたときから、その主演に吉沢さんをあてることは心密かに決めていたこと。以前より気になる存在だったと話す監督の好奇心は対談中も溢れ続け、ついには吉沢さんへの質問大会に…⁉ その全貌はぜひ誌面でご確認下さい。

そして本作の大とも通ずるような、青く、くすんだ雰囲気の中に吉沢さんご自身が持つ静けさが溶けこむ……そんなポートレートも掲載しています。ぜひお手元でじっくりとご覧いただきたいです。(田畑早貴)

CUT10月号は現在以下にてご予約可能です。

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