自身最大のヒット曲“Bunny Girl”で遊びまくったAKASAKI本人がDJを務めるパートや、本編ラストにリリース前の新曲を持ってくるところも、既存の枠組みにとらわれない自由な発想を軸に繰り広げられたパフォーマンスだった。
そして何より驚かされたのは、アンコール前に流れたショートムービー。オリジナル曲をTikTokにアップしてから“Bunny Girl”が大ヒットするまでを表現した再現ドラマのような映像の中で、「どこかで聞いたような曲」などというコメントと向き合うAKASAKIの姿が映し出されたときには鳥肌が立った。たまたま運がよくてバズったわけじゃなく、時にはちゃんと悔しがり、爪痕を残そうとして音楽を作ってきたことで、勝ち取った今の状況なのだということが伝わってきたからだ。
去年の秋頃にJAPANでコメントをもらったときは、「高校卒業後に音楽活動を続けることを親に認められていない」と語っていたが、動画の最後では「大学に進学して音楽を続ける」ことを告知した。
これから毎月リリースされる(と本人が宣言していた)新曲も、1曲1曲が勝負だと思って世に放っていくのだろう。そんな本気のAKASAKIの音楽をこれからも聴けることが楽しみで仕方ない。
AKASAKIはJAPAN JAM 2025、4月29日のWING STAGEに13:50〜出演が決定しているのでぜひ目撃してほしい。(有本早季)
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