11/8にリリースされた新曲“町を編んで”はそんなKOHAKUらしさが詰まった楽曲だ。“恋人たち”と同じく、アルペジオの弾き語りからスタートし展開していく楽曲構成は、彼らが何よりも「歌」を大事にしていることの表れなんだと思う。若月 樂(Vo・G)はこの楽曲のセルフライナーノーツで「自分を守ってくれる時間、場所、人のことを歌いたいと思っています」と綴っているが、リスナーにとってはKOHAKUの音楽そのものが「自分を守ってくれる」存在なのではないかと思う。KOHAKUの音楽に触れているその間だけは時間がゆっくり流れて、少し立ち止まって深呼吸をしようと思える。お守りみたいなバンドだ。(竹内ほのか)
『ROCKIN'ON JAPAN』12月号のご購入はこちら