すごい新作 その1

すごい新作 その1

既に、どちらもジャパン編集部日記でも取り上げられていますが、
衝撃的な新作を2枚聴いたので、ちょっとご紹介します。まず、plenty。
plenty 『理想的なボクの世界』
headphone music label
XQFQ-1202 ¥1,800(税込)
4月21日リリース1月22日代官山UNITのライブ・レポートでも書いたが、
ちょっとすさまじい仕上がりの全8曲。
信じられないことに、あの1stアルバム『拝啓。皆さま』よりも、いい。僕は、あの前作が出る前に、plentyのライブを結構観ていて、
ゆえに彼らのほぼすべてのレパートリーを知っていた。
なので、『拝啓。皆さま』に入っている曲たちもほとんど把握していた。
でも、このアルバムに入っている曲、どれも知らない。
しかも、どれも「ささっと作りました」みたいなクオリティではない。
異様にいい曲が揃っている。一体いつ作ったんだろう。我々はいつも、自分に関するいろんなことを、
うやむやにしているし、あいまいなまま放り出しているし、
後回しにしているし、目をつぶっている。
「我々は」って言うとあれか。少なくとも、僕はそうです。
で、ずっとそうしていると、そうしていること自体をさらに、
「まあいいか」ってうやむやにしたり、忘れようとしたり、
そして本当に忘れたりしている。
plentyを聴くということは、
それらをいちいち目の前に突き出されて、
「ほんとにそれでいいの?」「どうすんの?」
と問われる、ということだと思う。
それが、鼻唄したくなる、心地よくて美しいメロディと、
シンプルでムダがなくてギター・ロックの快感原則を
ばしっと押さえた音でもってつきつけられる。
だから抗えない。
既に破竹の勢いで動員とセールスを伸ばしているバンドだけど、
このアルバムでそんなような「抗えない人」、
さらに格段に増えると思う。
それにしても、聴いていると、ここで
歌詞を引用しまくったりしたくなるんだけど、
出るの4月21日なので、ちょっとがまんします。
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