韓国の鬼才・キム・ジウン監督のハリウッド進出作となる『THE LAST STAND(原題)』だが、どうやら今年の1月にカリフォルニア州知事としての任期を終えたアーノルド・シュワルツェネッガーが、俳優復帰作としてこの映画への出演を本格的に検討しているらしい。
メキシコに逃げようとするドラッグ売人を追いかける国境保安官が描かれたこの作品、もともとはリーアム・ニーソンが決まっていたが、彼が降板したために、役者復帰を宣言したシュワちゃんに白羽の矢が立ったらしい。
シュワちゃんじゃなくても、『箪笥』『甘い人生』、そして『悪魔を見た』など、かなりハードボイルドな作品を手掛けてきたキム・ジウン監督のハリウッド進出作は個人的にめちゃくちゃ気になります。
写真は現在公開中のイ・ビョンホン主演の『悪魔を見た』の場面写真。これまでになく後味の悪い復讐劇だが、肝っ玉の太い“怖いもの観たい”方、あるいは“狂気めいたチェ・ミンシクはたまらない”という方には大いにおすすめします。(内田亮)
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