男・福山雅治の歌に改めて出会う

男・福山雅治の歌に改めて出会う

パシフィコ横浜で福山雅治の男性限定ライブ「男の、男による、男のための聖夜にして野郎夜(やろうや)!!」を観た。
約1万5千人の男性のお客さんたちが集まり、日本音楽史上最大の男性限定ライブとなったそうだ。

Ustreamで一部生中継していたので、その恐るべき盛り上がりっぷりを観た人は多いと思うが、個人的には福山雅治の歌を今までと全く違う距離感で感じられたことに驚き、そして感動した。
変な話、女性のお客さんがたくさんいるところで福山雅治のライブを観ていると、どうしても彼の歌の主人公と自分を重ね合わせることに躊躇してしまう感覚がある。
言うまでもなく福山雅治がものすごく「いい男」だからである。
しかし、こうして男性のお客さんと一緒に安心して(? )福山雅治の歌の世界に入り込んでみると、自分が今までの人生の中で感じてきた、男ならではの部分に強く訴えかけてくるフレーズに溢れていることがよくわかる。
「魂のラジオ」(寂しいことに来年の3月で終了してしまう)でしか開陳しないような下ネタのオンパレードにも盛り上がりつつ、ひとりの男として悩み、傷つき、闘いながら真摯にひとつひとつ答を出してきたことを飾らず正直に歌ってきたシンガー・福山雅治の魅力を再確認した貴重なライブだった。(古河)
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