リンキン・パークのブラッド・デルソン、ニュー・アルバムのサウンドについて語る

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先日、今夏のリリースが噂される通算6作目となるニュー・アルバムからの新曲“Guilty All The Same(feat. Rakim)”の音源を公開したリンキン・パークだが、ギタリストのブラッド・デルソンが音楽サイト「Music Radar」のインタヴューに応えて、新作について語っている。

まず“Guilty All The Same”を事前に公開したことについてブラッドは「僕たちはできる限り早く音源を世に出したいと思っていたんだ」と前置きした上で、「この曲にとっては正しいタイミングだと感じたんだよね。レコーディングのなかでも2曲が比較的早くできていて、“Guilty All The Same”は今回のレコードのスピリットの伝えてくれると思ったんだ。アルバムへの雰囲気を提供する上で全体に見て完璧なリード曲だったと思うよ」と語っている。

新作のサウンドについては「前作『リヴィング・シングス』はバランスとエナジーを確かに持っていたアルバムだよね。あのアルバムは、僕たちのいろんな違った面を新しい方法で一つにしたものだったんだ。新作はまさに音楽的な事件と創造的な勇気そのものなんだよ。“Guilty All The Same”を聴いた人たちが、『おお、昔のリンキン・パークみたいだ』と言っているのを聞いて、それは実際ヘヴィだったからだよね。でも、あれは僕たちがこれまでやってきたこととはまったく違うんだ。あの曲のヘヴィさ、そして、今度のアルバムで聴けるものというのは、剥き出しの本能的なところから生まれてきたものなんだ。僕達のこれまでの音楽的な歩みから間違いなく超えたものとして鳴っているんだよね」と語っている。

新作のバンド内での捉え方についても語っていて、「僕はある種面白かったんだけど、マイク・シノダは、今回のアルバムについて、まるで『ハイブリッド・セオリー』の前編のようだと表現したんだ。たくさんのレコードが僕らに影響を与えていて、そのなかにはハードコアもあれば、ヘヴィなものもあるし、パンクに由来したものだってあるわけだけど、そうしたスピリットが今回のアルバムにはあるんだよ。まるで僕たちが『ハイブリッド・セオリー』を作っていないような、そんなレコードになっているんだよ。まったく違った道を通って、ギターがドライヴしている、そんなアルバムで、そしてそれは何も偶発的なことではなかったんだ」と表現している。

“Guilty All The Same(feat. Rakim)”のリリック・ビデオはこちらから。
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