ピーター・フックが「解散」を宣言するも、残る2名のバーナード・サムナーとスティーヴン・モリス側からは解散を否定する見解が飛び出すなど、メンバー間の確執が伝えられるニュー・オーダー。今度は一転してピーター・フック側から再加入(?)宣言ともとれるメッセージが飛び出した。
9月12日付でピーター・フックが自身のMySpaceに掲載したメッセージによれば、先日亡くなった〈ファクトリー・レコード〉の創始者トニー・ウィルソンの息子、オリヴァー・ウィルソンは、トニー・ウィルソンの追悼ライヴを企画しているという。そしてオリヴァーから、追悼ライヴでニュー・オーダーとしてパフォーマンスしてほしい、と依頼されたのだとか。
「他のニュー・オーダーのメンバーが参加に同意したら(フックも)出てくれるかい?」とオリヴァーに問われ「君の父親に敬意を表して、何でもやるさ」と答えたというピーター・フック。この夏、恩人であり盟友であるトニー・ウィルソンの死去という衝撃的な出来事に直面し、フックの心境になんらかの変化があったのかもしれない。ただし現在のところ、トニー・ウィルソンの追悼ライヴ企画について公式な発表は何もされていない。しかしトニー・ウィルソンの偉大な功績を考えれば、近い将来何らかの形で追悼イベントが行われる可能性は極めて高い。
ピーター・フック、ニュー・オーダー再開宣言か?
2007.09.14 12:37