ザ・1975のマット、「大麻好きのボンクラ4人でもポップ・スターになれる」と語る

ザ・1975のマット、「大麻好きのボンクラ4人でもポップ・スターになれる」と語る

デビュー・アルバム『The 1975』が全英アルバム・チャート1位を記録し、その後もツアーを続け、イギリス音楽業界でも最も多忙なアーティストとなっているThe 1975だが、今年の大ブレイクを象徴する出来事としてレディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルへの出演を挙げている。

マット・ヒーリーは大ブレイクを果たしたこの1年のピークを体現する瞬間はどれかと訊かれて次のように音楽サイトのギグワイズに答えている。
「そうだな、その瞬間はレディング・アンド・リーズだったな。あれは大凱旋となったよ。ずっとツアーもやってて世界各地にも行かせてもらって、自分たちへの支持がどんどん、どんどん大きくなっていったのをこの目で見てたわけで、あの瞬間がそのピークだったね。アルバムが出る1週間前で会場となったステージのテントに人がたかってて行けなくなってたからね。

だから、レディング・アンド・リーズへの出演と、それと“Girls”のビデオになるかな。というのは俺たちとしてはこのバンドのスタイルやイメージを決めるのにものすごく力を注いだし、そうやってこのバンドのなんたるかが正確に誰にでもわかるようにしたわけだけど、LAまで行ってスーパーモデルを4人も使ってそうやって作り上げたものを笑い飛ばしちゃうというのもいい気分だったよ。あれは作ってて楽しかったな。

俺たちとしては自分たちに自信が備わってきていたこと、華がつき始めたのがわかったんだよ。それでこの世の中がどれだけバカバカしいものか、大麻好きのボンクラ4人でもいくらでもポップ・スターになれるんだということを見せる内容になってるんだ」

ただ、ビデオの撮影そのものは仕上がった作品から想像もできないような殺伐とした体験だとマットは語っている。
「音楽ビデオの撮影っていうのは、みんななんかすごいことだと思いがちなんだけど、撮影の間は一時たりともすごいと思える瞬間なんてないんだよ。『殺伐としてるなあ』とか『くだらすぎやしない?』とか『なんで演技なんかやらされるんだよ』って思ってるだけでね。で、そうした状況をすべてつまびらかにするビデオにしてみたかったんだよ。今のところ、一番気に入ってるビデオだよ」

“Girls”のミュージック・ビデオはこちらから。
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