『ロッキング・オン』12月号で掲載しているパール・ジャムのインタヴューでは、10枚目となる最新作『ライトニング・ボルト』にまつわるエピソードが語られているが、そのなかで、前作から4年というパール・ジャムにとっては珍しく長いインターバルがあったことについて、ジェフ・アメンが次のように話している。
「過去を振り返ったりする時期があって、俺個人としては本当に居心地が悪かったんだよね。だけど、今になってみるとそういう時期があったおかげで、これまでの20年間を過去のものにすることができたし、前進することができたと思えるんだ。『うん、この20年間はいい時間だった』と思えたし、キャメロン(・クロウ)が(ドキュメンタリー映画『PJ20 パール・ジャム トウェンティ』で)やってくれたことも素晴らしかったしね。それからマッドハニーの映画も観て、彼らがこの20年間にどんな経験をしたのかを観て気分が変わったんだ。自意識が過剰になって、気分が悪くなっていたんだけど、マッドハニーの映画を観た瞬間に、あの時期が初めて誇りに思えたんだ」
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