レディー・ガガはここのところツイッターで自分への批判を繰り返しているアジーリア・バンクスについて「態度が悪い」とやり返している。

元々アジーリアは11月11日にリリースされるレディー・ガガの新作『ARTPOP』の収録曲“Ratchet”に客演する予定になっていたが、結局、アジーリアのパフォーマンスはこのトラックから削除され、レディー・ガガもアジーリアがアルバムに参加していないことを明らかにしている。その後、アジーリアはレディー・ガガにかみつくツイートを繰り返していて、『ARTPOP』に“Donatella”という楽曲を含まれることが明らかになると、すかさず「今の音楽業界がどれだけファッション業界に触発を受けているのかと目の当たりにするのはなかなか興味深いわね……昔は逆だったんだけどね（Donatellaはイタリアのファッション・ブランド、ヴェルサーチのデザイナーのドナテラ・ヴェルサーチを指しているとされている）」と皮肉ってみせていた。

そして、レディー・ガガが9月1日に行ったロンドンのラウンドハウスでのライヴが人魚をテーマにしていると事前に明かすと、昨年「マーメイズ・ボール」（人魚の宴）というライヴ・シリーズを行っていたアジーリアは「@レディーガガ、このーーーービッチ!!! あんたがパフォーマンスする時、どこぞの偉い黒人女をしっかり褒めとけよ!!! #宣伝しろ #人魚を #でっかくな」とツイート。その後、人魚というコンセプトを拝借されたことについて「ちなみに1から10までの採点で、レディー・ガガってどんだけネタ切れなわけ？」ともツイートした。

その一方でレディー・ガガは9月9日にアメリカのテレビのワイド・ショー、『グッド・モーニング・アメリカ』に出演し、『オズの魔法使い』をベースにしながらレディー・ガガがいくつもの衣裳の早変わりを披露する“Applause”のパフォーマンスを披露したが、このステージでのファンとの交歓の中でレディー・ガガはアジーリアの最近の言動について触れ、「よくない態度だ」と触れたという。しかし、その後ガガの発言はファンの歓声に埋もれてしまったという。

『グッド・モーニング・アメリカ』でのパフォーマンスはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=Xpt2kfD2pvk