ニューヨーク州コマックにある球場にファンの誰かがスレイヤーの名前と星形と円を組み合わせたバンドのシンボル・マークをスプレーで落書きしたところ、警察では特定の標的を狙ったヘイト・クライム（憎悪犯罪）と勘違いして捜査をしていたことが明らかになっている。

コマックのタウン・サイトのコマック・パッチでは次のようにことの経緯を伝えている。

「コマック南部リトル・リーグの本拠地となっているウィックス・パーク球場で8月13日夜に落書き行為が行われたと警察が発表している。落書きは球場施設の一部に黒のスプレー・ペンキで行われたという。住民からの通報に応じて、警察では当初この落書きをヘイト・クライムとしての捜査を進めていたが、その後、捜査員らの一部がこの星形などを含む落書きの図案がロック・バンドのスレイヤーのバンド・シンボルであることに気づいたという」

なお、スレイヤーでは5月にギターのジェフ・ハンネマンが肝硬変による肝機能不全で他界しているが、ジェフの欠落はあまりにも甚大なため今後の活動についてはまだ不確かだとヴォーカルのトム・アラヤは語っている。

ウィックス・パーク球場で発見されたスレイヤーの落書きの画像はこちらから→
http://o2.aolcdn.com/dims-shared/dims3/PATCH/quality/82/resize/663x495%5E/http://hss-prod.hss.aol.com/hss/storage/patch/fa2635536ac9da8d5a72d6c86fa6707a