ブライアン・ウィルソン、アル・ジャーディーンら、もう一つのビーチ・ボーイズがライヴを行うことが明らかに
2013.03.08 22:30
昨年現存するオリジナル・メンバーによるラインナップで50周年記念ツアーを敢行したザ・ビーチ・ボーイズは、その後、マイク・ラヴとブルース・ジョンストンのふたりが単独でビーチ・ボーイズとしてツアーに乗り出したことで大きな波紋を呼んだが、残されたブライアン・ウィルソンとアル・ジャーディーン、そしてデイヴィッド・マークスも3人でライヴを行うことを明らかにしている。
現時点ではオハイオ州とイリノイ州で7月25日と26日の2公演しかまだ決定していないが、今後さらにライヴが追加される可能性もある。
なお、アルはニュース・サイトのモンゴメリー・メディアに対してブライアンとデイヴィッドと自分の3人でどうしても「ツアーに出たい」と語っていて、さらにマイクの決断への不満は表明しながらも、来年またオリジナル・ラインナップによるツアーをしたいとも語っている。
その一方でブライアンはマイクとブルースのツアーを聞くに及んで「ぼくたちの方が本当のビーチ・ボーイズなのにな」と語っていたという。
ちなみにマイクはツアーでの「ビーチ・ボーイズ」という名称の使用権を所有しているので、ブライアン一行はライヴに「ビーチ・ボーイズ」の名称は使用できない可能性がある。