オノ・ヨーコ、「ヨーコはビートルズを解散させていない」発言でポール・マッカートニーに感謝

オノ・ヨーコ、「ヨーコはビートルズを解散させていない」発言でポール・マッカートニーに感謝

オノ・ヨーコは先頃ポール・マッカートニーが、ヨーコがザ・ビートルズを解散させたわけではないと語ったことに感謝している。

これまでヨーコの存在がビートルズの解散の大きな原因となったと広く指摘されてきたことを踏まえ、ヨーコはポールに感謝すると同時にポールの勇気を称えている。

『ザ・ガーディアン』紙との取材に応えたヨーコは次のように語っている。

「みんなもわたしに責任はないとわかっているものだと思っていたけど、驚いたことにいまだにたくさんの人がそう考えているようなのね。ポールはああ言ってくれて、とても勇敢だった。だから、ポールには『ポール、ありがとう、わたしもみんなも、あなたのことを愛しているのよ』と伝えたいわ」

ポールはジャーナリスト、デイヴィッド・フロストのテレビ番組『フロスト・オーヴァー・ザ・ワールド』用に取材に対して「ヨーコがバンドを解散させたわけじゃないというのは確かだよ、むしろバンドの方が解体し始めてたんだからね」と語っていた。

「ヨーコが登場した時にはヨーコのアヴァンギャルドな側面とか、ものの見方とかが魅力のひとつになってたわけで、ヨーコはジョンにこれまでとは違うあり方を見せたわけで、これがジョンにはすごく魅力的だったんだよ。だから、ジョンはやめる潮時になってたわけで、どういう形になったとしてもいずれ必ずやめるつもりでいたんだよ」

なお、ポールとヨーコはそれぞれジャド・アパトー監督の新作映画『This Is 40』のサウンドトラックに楽曲を提供している。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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