ピエール瀧が、前作「屁で空中ウクライナ」以来、単著としては約10年ぶりとなる新刊「ピエール瀧の23区23時」を10月17日(水)に刊行する。
これは「東京23区の夜散歩」をテーマにしたもので、夜散歩好きのピエール瀧が「23時前後に23区全てをほっつき歩くといったい何が見えてくるのか?」を大実験した写真満載のトークブック。「23時になったら必ず写真を撮る」「100円ジュースの自販機があったら味見してみる」などの決めごとはあったものの、それ以外は風まかせで「あーだ、こーだ」言いながら歩き回り、見たままをカメラに収め、感じたままを喋ったものをまとめた1冊になっているという。
また、地域によっては案内人もこの散歩に参加しており、渋谷区を森山直太朗、中野区をお笑い芸人のじゅんご、荒川区を編集者の南陀楼綾繁、板橋区を博物学者・作家の荒俣宏、墨田区を写真家の小野寺宏友が案内している。獅子座流星群を見て大いにはしゃいだり、本の完成までに時間がかかりすぎて取材先のお店が閉店したり、工事中だったはずのスカイツリーが完成したり、キャバクラで人生相談が始まったりする様子などが収められている。
●書籍情報
「ピエール瀧の23区23時」
ピエール瀧/著
2012年10月17日(水)発売
定価:1,575円(税込)
判型:B6判(並製本 巻頭8ページカラー)
ページ数:368ページ
発売元:(株)産業編集センター
