エヴァネッセンスのエイミー・リーやマネジメントがハッカー集団アノニマスの標的に

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エヴァネッセンスのエイミー・リーやマネジメントは、バンドのオフィシャル掲示板でアップされていた児童ポルノ画像や違法な書き込みへの告発を黙殺しようとしたとしてハッカー集団アノニマスの標的にされている。

問題はEVスレッズというエヴァネッセンスのサイトの掲示板で起きていて、この掲示板で数々の違法薬物の使用についての書き込みが行われ、あるいは身障者の男子児童への性的虐待を描写した書き込み、着衣した未成年者の画像にセックスや獣姦、あるいは幼児による食糞について触れた吹き出しをつけた画像などがアップロードされたことをユーザーのサム・スミスが告発しようとしたところ、スミスに対してエイミーとバンドのマネージャーであるアンドリュー・ラリーの弁護士から接触があり、告発を思いとどまるようにと圧力をかけられたという。

その後、このことがイギリス自由民主党員で下院議員のジョン・ヘミングの知れるところとなり、ヘミング議員はイギリス議会に対してエイミーとラリーへきちんとした対応を取るようにと政府に働きかけてほしいという請願書を提出し、問題が明るみになった。

これに対応して、悪質なオンライン行為を暴露していく「ペドチャット作戦」を発動していたアノニマスがターゲットにエイミーとラリーを新たに加えたことを発表。アノニマスは11月に予定されているエヴァネッセンスのイギリス・ツアーに、アノニマスの仮面を装着してライヴに赴くように会員に触れ回っているが、決して違法行為や暴力行為に巻き込まれてはいけないとも通達している。

なお、EVスレッズはその後、バンドのマネジメントの要請により閉鎖されている。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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