娘ブルー・アイヴィー・カーターの妊娠出産のためライヴ活動から遠ざかっていたビヨンセは5月26日に行ったカムバック・ライヴでホイットニー・ヒューストンへの追悼パフォーマンスも行った。
ライヴはリゾート地として有名なニュージャージー州アトランティックシティのレヴェル・リゾート・ホテルで行われ、“ヘイロー”の演奏に入る前にビヨンセはホイットニーの1992年の大ヒット曲“オールウェイズ・ラブ・ユー”のアカペラ・ヴァージョンを披露した。
ライヴは5月28日のアメリカの戦没将兵記念日を祝って3日連続でこの会場で行われたライヴの一つで、昨年8月にニューヨークのローズランド・ボールルームで行った4日連続ライヴ以来となるものだった。セットリストはビヨンセのソロ作品をまんべんなく取り上げるものになっていて、他にもデスティニーズ・チャイルドのレパートリーやローリン・ヒルの“エックス・ファクター”のカヴァーなども披露した。
夫のジェイ・Zも会場に観に来ていてステージ袖からライヴをすべて観ていて、次のようにご満悦のツイートをライヴ後にしている。
「『これだけ言わせてもらえればそれで充分だから』ビヨンセは世界で最高のパフォーマーだ。以上」
なお、ビヨンセは今年の2月の時点でアルバム2枚に取りかかっていると伝えられていた。またビヨンセは1月に娘ブルー・アイヴィーを出産しているが、2月にビヨンセとジェイ・Zはブルー・アイヴィーの名前をアメリカの特許登録事務所に商標登録申請した。
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