ラナ・デル・レイは自身の大ブレイクのきっかけとなったシングル“ヴィデオ・ゲームス”を触発したモチーフについてNMEとの動画インタヴューで明らかにしている。
ラナはこの曲が元交際相手との関係をベースにしたものだと次のように語っている。
「その頃会ってた男の人とその人との当時の関係について書いてたのね。自分のキャリアや野心などをちょっと置いといて、家で彼と一緒にいることを単純に喜ぶようなことをどうしてもしなくちゃならない時期だったの」
「その人は仕事から帰ってくると、いつもテレビ・ゲームをやってて。その姿を書いたり見守ったりしてたんだけど。あの曲を書いた時は、あの関係の甘さについて思い返してたりしてたんだけど、それと同時に自分があの頃ずっと執着してたなにかについても書いてるのね」
さらに自分の音楽のインスピレーションとしてラナはニルヴァーナ、フランク・シナトラ、エルヴィス・プレスリー、ボブ・ディラン、エミネムなどを挙げている。
また、ラナは1月14日にアメリカの人気テレビ番組『サタデイ・ナイト・ライヴ』に生出演パフォーマンスを行い、その出来についてネットなどで「下手くそ」と叩かれたが、まったく気にしていないと語っている。
「なにかほかに考えることがあれば、ほかの人のためにやってあげるべきことがあれば、自分の勝手ばっかりになってなかったら、それなら『まあ、もうどうでもいいかな』って思えるのね。そういうことの方が大切に思えることが時々あるっていうか」
ラナはデビュー・アルバム『ボーン・トゥ・ダイ』を2月8日にリリースする。
ラナの動画インタヴューはこちらから→
http://www.nme.com/nme-video/lana-del-rey---video-games-represents-me/1398891363001
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