10月26日に全シングルを収録したコンピ盤『ナショナル・トレジャーズ』をリリースするマニック・ストリート・プリーチャーズだが、1995年にメンバーのリッチー・エドワーズが失踪した後、バンドとしては解体してしまっていたことを明らかにしている。NMEとの動画インタビューに応えたギターとボーカルのジェイムス・ディーン・ブラッドフィールド、ベースのニッキー・ワイアー、そしてドラムのショーン・ムーアはリッチ―が失踪してしまってからは、バンドがバンドとして機能しなくなり、昔からのただの友達同士としての付き合いだけになってしまっていたと語っている。ジェイムスは次のように説明している。「リッチ―がいなくなってから、5、6ヶ月くらいすると、もう俺たちはバンドとして存在してなくて、昔からずっとそうだったようにただの友達同士になってたんだよね。しばらくの間はバンドを組んでいる実感がまったくなくなっちゃったんだ」ジェイムスはさらにバンドをまた機能させるきっかけになったのはリッチーが失踪してから初の作品となった1996年の『エブリシング・マスト・ゴー』に収録された“ア・デザイン・フォー・ライフ”だったと語る。「当時俺はロンドンに住んでて、(ニッキー・ワイアーから)郵便で歌詞をいくつか送ってもらったんだよ。そのうちのひとつは“Pure Motive”というもので、もうひとつが“ア・デザイン・フォー・ライフ”だったんだね」。「どちらも暴力と新たな決意のようなものを感じさせるところがあって、ワーキング・クラスとしてのアティテュードに必要なものがあったんだね。そこで歌詞をばらばらにしてみて、それに合わせて音を探してみたら、結構楽にいろいろ閃いてきたんだよ」「そこで(ニッキーに)電話をかけてこう伝えたんだよ、『自分たちにバンドとしての意味をもたらしてくれる曲をみつけたよ!』ってね」バンドの作品の主な歌詞とギターを担当していたリッチー・エドワーズは1995年2月に失踪。自殺の名所で車が乗り捨てられてあったため、自殺説も囁かれたが、その後、なにも手掛かりは発見されていない。2008年にリッチーはそれまで行方不明とされていたのが家族の希望により死亡したものと扱われることになった。バンドは12月17日にロンドンのO2アリーナで1回きりのライブを予定しているが、その後は長いオフに入ることを明らかにしている。
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