レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンやオーディオスレイヴのトム・モレロはニュー・ウェスト・レコードと新たに契約したことを発表し、ザ・ナイトウォッチマンとしてのサード・アルバムを夏にリリースすることを明らかにした。
トムのフォーク寄りのソロ・プロジェクトとして知られるザ・ナイトウォッチマンはこれまで2007年に『ワン・マン・レヴォリューション』、08年に『フェイブルド・シティ』をリリースしていて、今度の新作のタイトルは『World Rebel Songs』が予定されている。トムは2009年には政治性の強いヒップホップ・ユニット、ザ・クープのMC、ブーツ・ライリーとストリート・スウィーパー・ソシアル・クラブを結成している。
ニュー・ウェストはスティーヴ・アールやジョン・ハイアットなどカントリー系にも近いアーティストやベン・リーやレイ・デイヴィス、あるいはリッキー・リー・ジョーンズなども擁するレーベルとして知られている。トムはニュー・ウェストを次のように声明文で称えている。「ニュー・ウェストのアーティストへのコミットメントにはすごくやる気にさせられるし、これからはこのレーベルでザ・ナイトウォッチマンとして多くのタイトルをリリースしていくことで、世の中にくすぶる不満の炎に風を送りたいと思うよ」。