シャーラタンズのジョン・ブルック、脳腫瘍の治療を経てバンドに復帰

シャーラタンズのジョン・ブルック、脳腫瘍の治療を経てバンドに復帰 - 2010年作 『フー・ウィー・タッチ』2010年作 『フー・ウィー・タッチ』

今年の9月に脳腫瘍がみつかり、治療のためツアー中だったバンドから一時的に離脱していたドラムのジョン・ブルックスが10月23日、アンコールの間だけバンドに復帰した。

ジョンは9月15日にアメリカのフィラデルフィアでのライブ中にステージで倒れ、脳腫瘍が出来ていると診断された。その後、イギリスで治療を続けていたが、23日のバーミンガムのO2アカデミーでのライブのアンコールでドラマーとしてバンドに復帰した。

ライブの後、ジョンはバンドのホームページにライブの前には相当に緊張していたことを明かしている。

「けれども、ステージに出ると2000人ものファンのみんなから、ぼくがまた迎えられているという、ものすごい善意の波が打ち寄せてきたんだよ」とジョンは書いている。

ジョンはさらにこう続ける。「そこで息を深く吸って、なんかもう流れに身を任せたんだ。音としてちゃんとしてたらいいんだけど、ぼくにはさっぱりわからないし、オリンピックの100メートル走で競うのはきっとこういう気分なんだろうなと思ったよ! とにかく、最高の夜を過ごさせてもらって、アカデミーに来てくれたお客さん全員に感謝します」。

ジョンはクリスマスまではなるべく旅を控えていくそうだが、「元気はあるし、気分もすごく前向きだよ」と語っている。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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